月曜日

神経症における内観療法とは

神経症によく用いられる治療法に内観療法というものがあります。これは日本でできたもので、普通の専門家ではない人がつくったものです。

内観療法をどのようにしていくかといと、簡単にいうと昔のことを思い出して、そこで徹底的に内省して今までのであった人々に感謝していくことを通して、自分の中にある自分における執着心を取り除くものです。

今までにしてもらったことや自分がそれに対して返したこと、迷惑をかけてしまったことなどを、人生の段階を踏んで思い出していきます。

内観療法自体はもともと非行や犯罪を起こした人を更生させるのが狙いで行われていたものです。その後にアルコール依存症などにも適応されるようになり、今では神経症の治療でも用いられるようになりました。

多くは医療機関で実施している場合が多いと思いますが、専門書を読めば自宅でもできるものなので、神経症で辛いなら少し試してみてもいいかもしれませんね。