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子供の神経症の症状

神経症は子供でもなります。ただ大人のように抗不安薬や抗精神病薬をたくさん飲むことはできないので、いかにして環境を変えてあげられるかがカギになります。

具体的な子供の神経症の症状としては、よくあるのが夜尿症、指しゃぶり、過食、偏食、恐怖症、便秘などあげたらきりがないほど、子供にも神経症の症状がたくさんあります。ビートたけしがよく、顔をぴくっとさせたりしてますが、あれはチックという子供の頃になる神経症の症状の一種です。

中には引きこもりになってしまうこともありますが、成人になればおさまる症状もあります。

これらの子供の神経症の症状の原因に関しては、ほとんどが家庭環境によるものが多いと思います。基本的に子供の世界は家庭内環境がその多くを占めているのですから。

ということは親との関係が、一番大きいのではないかと考えられます。余りにも神経質に子供を締め付けすぎてしまうと、かえって子供に神経症の症状を植え付けてしまう結果になります。おねしょをしてしまう子供に対して、さらにガミガミ言ってしまったりすると、大人になってもその症状が抜けなくなってしまいます。

このような子供の神経症の症状を、治療するには薬の力に頼るのではなく、もう一度子供がのびのびと生活できる環境を、考えなおしてあげることが何よりも大事になってくるのではないかと思います。