日曜日

神経症における自律訓練法

神経症にも自律訓練法が効果的なようです。

自律訓練法は、簡単に言えば自己暗示の練習をして、全身をリラックスさせて、自分で心の状態を穏やかにうまくバランスよく保つようにする訓練法です。
通常1日に3回ほどを短時間行います。

手順としては、
①自分の心の中で「気持が落ち着いている」というふうに唱えます。

②次に「手足が温かい」など体の部分に集中していきます。

これはイスに座って行ってもいいし、寝ながら行うこともできますが、寝ながらだと本当に寝てしまう可能性もあるので、座ってやった方がいいかもしれません。

自己暗示をしてもなかなか最初のうちはうまくいかないかもしれません、ですが何回かやっていくと本当に手足が暖かくなったり、気持が落ち着いてくるものです。

自律訓練法は神経症の方の場合は、特に緊張感が多い人に行われるようです。神経症の治療としては、自律訓練法を補助的に使っていって、他の療法や薬物療法と組み合わせていきます。