月曜日

神経症傾向

神経症傾向という言葉は、日本語に訳したもので、英国の心理学者であるアイゼングというほとが提唱した言葉です。英語で言うとニューロティシズムという言葉になります。

日本の精神科医で森田正馬が提唱した神経質性格と似たようなものです。

このアイゼングという先生は神経症になりやすいかどうかの性格検査を作りました。モーズレイ性格検査という名前です。

モーズレイ性格検査の具体的内容は、まず神経症傾向、外向、内向性という軸をつくり、それによって神経症になりやすいかの判断の目安にするわけです。

24項目の質問があり、それぞれ「はい」か「いいえ」で答えていきます。「はい」が2点で「いいえ」が2点になり、「どちらともいえない」が1点で合計を出します。

これが39点以上だと神経症傾向が非常に強く、29点以上でも神経症傾向が若干あるということになります。

誤解されないように、この検査で仮に48点でも神経症であるということにはなりません。あくまで神経症になりやすいということを表しているのに過ぎないので、誤解しないようにしてくださいね。

機会があれば試してみてください。