摂食障害の治療法としては、拒食症の場合はまず身体的に痩せてしまって、かなり危険な場合がありますからら、まずは身体的な問題部分からの治療が優先になってきます。
身体的な治療が終わってから、その次に精神科の治療になります。精神科の治療の場合は、個人の拒否的な認知を治す精神療法が行われます。家族の問題が大きい時は家族療法を行います。それと随時栄養指導を取り入れたりもします。
過食症の場合は、以上の治療法のほかに薬物療法として、選択的再取り込み阻害薬(SSRI)と呼ばれる新しい抗うつ薬がある程度の効果があるようです。
過食症は一種アルコール依存症などの疾患にも共通するものがあるといわれていて、過食症の人同士の集まりを形成して、集団で助け合う自助グループが最近になって数多くつくられているので、そういったものに参加するのも治療的効果として期待ができるものです。