水曜日

解離性健忘

解離性健忘とは、最近の身近に起こったことの記憶が、脳の異常がないにも関わらず起こる神経症のことです。

健忘になる出来事は、突発的な事故とか身近な人の死とか、相当なショックな出来事に関係しています。忘れてしまっている範囲は、全部ではなく部分的に記憶がない状態がほとんどです。

健忘の状態になると、当人は不安になり、落ち着かなくなったりたまに抑うつになるケースもあるようです。

例えば格闘技の試合で、その試合の出来事が全く思い出せないという状態になります。

これは脳の働きで、ショックな出来事から人を回避しようとする働きが原因で起こるのだと思います。