神経性大食欲症はいわゆる過食症といわれる神経症的な症状の一種です。
主に女性に多いこの症状は17歳から20歳くらいの若い時期に発症して、拒食症よりもなる確率は高いと言われています。
男性でもなる方はいますが、女性に比べると10分の1くらいです。
原因としては、生活上の様々なイベントに遭遇した時に発症するケースが多く、最近の研究では脳内のセロトニンの機能障害が言われています。
具体的な症状としては、週2回以上過食が3ヶ月続けば過食症と診断されます。
過食症には2パターンあって、たくさん食べた後に自分で吐いてしまったり、利尿剤を乱用いしたりといった排出型と、絶食行為や過激な運動をする非排出型に分けることができます。
拒食症の場合、過食症と比べると他の問題行動、たとえば大量飲酒、暴力行為、自傷行為が伴っているケースが多いと言われています。もしかしたら、気分障害とか人格系の障害などといった、精神症状ともに併発している可能性もありうるようです。